一緒にスモールビジネスをしよう!②〜祖父 傳(つとう)の時代〜
- 2 日前
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当時、周囲には誰も乗ってないような
五段式ギアの自転車を買ってもらった私の祖父、傳(つとう)。
さぞかし喜んでいたであろう傳に、
その自転車で山へ行ってこいと
傳助は言ったそうです。
ただ行くのではなく、
「下駄作りは材料の木を選ぶところから」
を学ばせたいという心があったようです。
山に生えるいくつもの木の中から、
素材に適したものを探す力をつけさせました。

当時、家業は長男が継ぐのが当たり前の時代。
傳助(でんすけ)も同様に傳(つとう)に引き継がせていきました。
「できるだけ現金を持つな、
お金が入ったらすぐ材料を買うことが大事、
それが商売を回す」
「自分の商売に関係ないものにお金は使うな」
など、一つずつ教わっていきます。
そして、期待に応えるように着実に、
下駄屋としてのノウハウを吸収していきます。
成田から新潟などに向い、
山に生えている木から、
目利きで下駄作りに適した木を選んで買ってくることもしました。
それを成田駅まで鉄道で運び、
駅からは馬車でお店まで。
若かったであろう男子が、
大金を腹巻きに入れて、
仕入れに遠くまで行く。
若いだけに、騙されたり失敗もあったに違いない、
見えない苦労はいくらでもあったと思うと心がきゅっとなります。




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