悪いやつと出会う ベトナムの話②
- aikondou
- 18 分前
- 読了時間: 3分
悪いやつと出会う
この旅では、ここまでいい人との出会いばかりだったのですが、
とうとう出会うことになります、悪いやつ。
「シクロ」という自転車タクシーの運転手が、
しつこく声を掛けてくる、断り続けましたが、
それでもぐいぐい来るので、あきらめて乗ることにしました。
問題が起きることを想定し、まず料金の確認をしましたが、
それでも後からぼったくると思い、
持っていた「地球の歩き方」の余白部分に金額を書いて、
そこにサインをしたら乗ると手振り身振りで伝えました。
一日、観光地を巡り、最後に支払うという契約?をしました。
運転手はいい人で、巡った先のお寺の説明をしてくれたり、
レストランも美味しいところへ連れて行ってくれ「ここはご馳走する」、
また、シクロに乗ってる写真も撮ろうと気を遣ってくれました。
しかし最後、支払いの時に、案の定、すごい金額を提示してきました。
倍とかではなく、桁が違う、、、
言った言わないと始まり、
出発時に話した地球の歩き方に記載した「契約」内容を見せながら、反論。
運転手にしたら、予定より多く巡った、ご飯代も出したと言っている様子、
最初に決めた料金とご飯代を押し付けるように渡し、その場を立ち去りました。
自転車で追いかけてきますが、まともに取り合わず、早歩きで帰った記憶があります。
やはり教訓として、案の定そういうことがあるんだなあと思いました。
当時の日記には運転手に撮ってもらった笑顔の写真と「いい教訓があった」とメモ。
※もちろん、「地球の歩き方」には、
そのような詐欺があるから気をつけろと書いてあります
そして次の日には、いい人と出会うベトナムの旅なのです。
いい人たちと出会う日
次の日、バイクタクシーに乗り運転するお兄さんの後ろに乗り、
背中に掴まりながら、街の外にあるお墓やお寺を観光しました。
このお兄さんは同じ年齢で、すごくいい人でした。
その後、ホテルに帰ってきて、美味しいフォーとパンを食べ、
ホテルの男性スタッフと話が盛り上がります。
彼には日本に彼女がいて、日本語が上手でした。
日本語も勉強しながら仕事もしている勤勉な姿に当時の私は驚いていました。
その後、周辺を散歩していると、屋台やお店が並ぶ通りに、
道端でイスを並べて飲んでいる人たち(男性3、女性1)がいました。
通りががりに「一緒に飲まないか?」と声を掛けられました。
彼らはヤギ鍋を食べていて珍しいものだからと誘ってくれた様子でした。
その誘いに乗り、匂いのキツいヤギ鍋に合わせ、勧められたウイスキーを断りなく飲み続け、、、、ここまで来るとヒヤヒヤですが、、、、
当時の旅日記には、
途中転びそうになりながら無事にホテルに帰って寝れたと、
書いてありました。
前日の出来事を払拭する、いい人たちに出会えた日になりました。
その後、フエからホイアンへ移動をしましたが、
ここでもいい人との出会いばかりでした。
ホイアンは世界遺産でもあり、昔、日本人も行き来し、その後中国が入り、
街並みはそれぞれの文化が融合されている様子でした。
途中のバスで日本人の学生と出会ったりしながら、
ここでは8ドルの宿に滞在しました。
さすが8ドル、個室で快適に過ごすことができました。
有名なホワイトローズという水餃子を食べたり、
ホテルではイギリス人のおじさんからビールを奢ってもらったりして、
「俺、意外と英語ができるかも!」
とテンションが上がっていたあの頃の私です。
ある日、遺跡にも行きました。
日本で働いているイギリス人の英語の先生と出会いました。
日本語も上手で楽しい時間を過ごしました。
このような一人旅でしたが、至る所で知らない人と話をしていた記憶があります。



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